スポーツ・ドッジの知られざる歴史 その6
スポーツ・ドッジでは、外野同士・内野同士のパスは禁止されています。これは、「Wパスファール」といいます。
このルールが決まった経緯は、森 浩美さんの著「FEEL THINK ACTION 12」に詳しく書いています。
このルールに込められた思いは、要するに、「誰かに頼るのではなく、自分のことは自分で処理する = 自主性と自己責任」と「おいしいところだけもっていくのではなく、人一倍動いて、目配りする、一生懸命チームのために戦うリーダーになる = つまり、アタックして目立ちたければ、自分でボールを取りに行け!」という二つの理由があったそうです。
外野同士・内野同士のパスを禁止するというルールにも、こんな深い願いが込められているのがドッジボールの凄さなんですね。