スポーツ・ドッジの知られざる歴史 その9
これまで、ドッジボールをスポーツにするための統一ルール作成に込めた想いを伝えてきました。
とにかく、スポーツ・ドッジは、「もっとスピーディーになるとか、ゲーム性が高まる」ということよりも、ルールに込められた思いを子供達に伝えたい、と森さんは書いています。
私たちのチームも、フェア精神と頑張ることの大切さを伝えたい。この一瞬の思いっきり取り組むプレイや仲間を思いやる気持ちを持って欲しいと思います。
さて、ルールが出来ても、それが普及しなければ認知されないわけで、そうすると「ドッジボールってレクでしょ?」ってなるわけです。
で、協会の発足の話になるわけですが、これもたまたまだったと森さんは書いています。ほんとに気軽に始めたというのがビックリではあります。
ですが、もちろん設立に当たっては大変なこともあったようです。
ところが、バブル期だったことが幸いし、スポンサーがついたりと前向きに話が進み、全国大会開催の話まで進んだわけですね。
このように始まったスポーツ・ドッジが、すでに20年を経過したわけです。
もっともっと続くように我々も地域の小さなチームの一員として、頑張っていきたいと思います。