スポーツ・ドッジの知られざる歴史 その2
さて、そもそもドッジボールは、いつ頃から日本でプレイされるようになったのでしょうか?
森 浩美さん執筆の「FEEL THINK ACTION 12」には、明治後期にドイツの「ヘッジベル」というスポーツを輸入したのがはじまり、と書いてありました。
発祥はイギリスの「デッドボール」という説があるようです。この頃は、円形のコートだったそうです。子供の頃、円形コートのドッジ(外野と内野に分かれるだけのシンプルルール)もプレイした記憶があるので、名残かもしれないですね。
で、日本のドッジボールも、最初は円形コートだったようですが、大正の頃に四角形のコートでプレイするようになったようです。
ちなみに、ドッジボールの漢字表記は、「避球」か「飛球」だそうです。
「ドッジ」の訳は「避ける・身をかわす」なので、「避球」の方がピンときますね。「学校の校庭でやるドッジボール」は、避けきったらヒーローですしね。
ところで、はじめて日本に紹介された頃は、「遊戯」として紹介されたようで、ルールも曖昧なままだったようです。なので、地域毎・学校毎にルールが違ったりしたわけです。
私が子供の頃も、「顔面有り」とか、恐ろしいルールでやってました。
では、それが統一ルールになっていったか、次からご紹介していきます。