Takamatsu Jr. Club ~ドッジボールクラブ~ 第弐ブログサイト

屋島で頑張っているJ.D.B.A.(一般財団法人日本ドッジボール協会)登録のドッジボール・クラブです!

別れの春、出合の春・・・

今年度もあとひと月足らずとなりましたが、卒業してゆく6年生、諸事情で脱退してゆくメンバー、人数確保に焦りましたが、おかげさまで下級生を中心に入部して頂き、実質増員となりました。 これまでは、新入部員も即戦力を求めてましたが、各自の能力ヤル気…

ドッジボール・ラノベ『飛球少年』 その捌 ~嫉妬~

あれから俺は、キャッチボールを、そして他のメンバーはチーム練習を行っていた。初めての時は、一切こっちを見向きもしなかったコーチが、たまに俺の投げている姿を見ていることに気づいた。そして、休憩に入る前に声をかけてきた。「なあ隆太君、何か他に…

ドッジボール・ラノベ『飛球少年』 その漆 ~期待と不安と~

正式なメンバーとしての練習を火曜に控えた月曜。俺は、学校で一日中そわそわしながら過ごしていた。「隆太、ドッジボールどうすることにした?」最後の体育で、サッカーの授業の時、陽平が俺に話しかけてきた。「ああ、俺もやることにした!これから、よろ…

ドッジボール・ラノベ『飛球少年』 その陸 ~懇願~

それから、俺は何かに取り憑かれたようにボールを投げまくった。父さんはボールをキャッチした後、手をぶらぶらさせるようになり、「隆太、そろそろ休憩しないか?」なんて、俺より先に音をあげた。仕方なく父さんと一緒に、木陰に腰を下ろして、そして俺は…

ドッジボール・ラノベ『飛球少年』 その伍 ~キャッチボール~

次の日の朝、父さんは日曜日だからと、ちょっと遠出して大きな公園に俺を連れていった。 この公園は何度か来たことがある。坂に沿っ て、長いローラー滑り台が設置されていて、俺はそれが大好きだ。久しぶりに滑れると思い、滑り台の所へ走っていこうとした…

ドッジボール・ラノベ『飛球少年』 その肆 ~困惑~

俺は間違っていないはずだ。でも、コーチが俺に告げた言葉にも間違いがないこともなんとなくわかる。だが、俺は認めたくなかった。キャッチボールすら出来ないなんて恥ずかしいこと、認められるはずがなかった。だって、投げられたじゃないか。そう強く自分…

新入部員が増えました!

新年になって、六年生の卒団やメンバーの退団などもあって、ちょっと寂しくなってきていたのですが、ここ最近になって、新入部員が増えてきました。 今日の練習は、一人が風邪で休んだだけでほぼMAX状態。 すごい賑わいの中で練習できました。 やっぱり、大…

ドッジボール・ラノベ『飛球少年』 その参 ~侮り~

休憩が終わり、俺以外はチーム練習に取り掛かった。かという俺は、引率で来ていた誰かの母親とキャッチボールをさせられた。(さっきもやったじゃん。つまんね。)早くあのチームの中に混じり、俺がリーダーとして活躍したい、と気持ちに焦る。だが、コーチは…

ドッジボール・ラノベ『飛球少年』 その弐 ~初体験~

「おい、女子が居るじゃんか!」 体験日初日。 結局、父さんにクラブ入部について話をしたら、最初は断られた。だが、体験も可能だということで、体験してみて気持ちが変わらないようなら、もう一度考えてくれることとなった。 俺が飽き性で、中途半端に今ま…

ドッジボール・ラノベ『飛球少年』 その壱 ~衝撃~

(何だあのドッジボール……)俺は息を呑んだ。今までしてきたドッジボールと何一つ異なる。何より違うのは、勢い、いや空気だ。「止めろ!!!」「「「うぉーーっす!!」」」体育館に反響する何人もの声。俺は、今までやったことあるドッジボールで最後に残る…

ドッジボール・ラノベ『飛球少年』 その零 ~はじめに~

我が家の上娘が、このブログなどを読んでインスピレーションを得たらしく、今晩いきなりライトノベルを送ってきました。 もちろんフィクションです。 また、上娘はスポーツドッジの経験もなく、練習もそんなに見ていないので、練習風景などは実際のものと異…

我がチームの本拠地「屋島」

我がチームは、香川県高松市の屋島で頑張っているチームです。 屋島は、源平合戦の戦場になった場所でもあり、全国的に知られている地でもあります。 屋島は、綺麗な台形の屋島山を中心とした町で、外国から来た知り合いの方は「OH! Table Mountain」と感嘆…

500アクセスを突破しました!

当ブログも立ち上げて17日になります。 なんと今日、500アクセスを突破しました! いやぁ、めでたい! ドッジボールに興味を持っていただける人のために少しでも貢献できるよう考えてはいるのですが、さて、そろそろネタが切れてきたかな・・・。 とりあ…

ドッジボールの練習もPDCA?

仕事においては、PDCA(計画-実行-評価・検証-改善)サイクルをまわして業務の質を高めるというのが基本になります。 では、ドッジボールの練習は?というと、これも同じ事だと思います。 昨年は、皆の成長は見られたモノのなかなか結果がついてきませんでし…

「6年生を送る会」

昨日は、6年生メンバー(女の子二人)の卒団にあたり、メンバーからの感謝の気持ちやこれからの活躍を激励する会として「6年生を送る会」を開催しました。 本当は、バーベキューの予定だったのですが、あいにくの雨模様。 いつもの体育館で親子レクを行いま…

明日は、「6年生を送る会」

明日は、今まで共に頑張ってきた6年生に感謝の気持ちを伝え、今後を激励すると共に、現5年生以下のメンバーが更なる奮起を期するための「6年生を送る会」を開催します。 本当は、晴れならば外でワイガヤパーティーを行う予定だったのですが、残念ながら、…

6年生メンバーのあったかい気持ち

新体制になって半月過ぎました。 6年生メンバーは、コーチも兼ねて練習に来てくれています。 投げ込みなど、お願いしてやってもらっていますが、案外きついということに気づいたようで、コーチの大変さを実感してもらっています。 立場が変われば、それなり…

スポーツ・ドッジの知られざる歴史 その10

何はともあれ、協会が立ち上がり、いきなり全国大会まで開催することが出来るようになるという非常に恵まれた環境でスタートしたのがドッジボール協会だったようです。 ですが、もちろんさまざまな問題や軋轢のようなものもあったようです。 とはいえ、まず…

ドッジボールとわたし・・・

せっかく掲載させていただけるので、ドッジボールへのエピソードをおしらせします。 自分にとってドッジボールとは、今でこそ生活の一部となっており、自分の子供もがんばっているので、一緒にやっているのですが、ただそれだけではありません。 さかのぼる…

ポジションについての考察

当チームではまず、ディフェンス力を高めることを主眼にしています。 ドッジボールは、アウトを取られなければ負けることはありません。 そういう意味でも、ディフェンスは重要です。 ですから、ディフェンスが上手くなった子供からステップアップしていくシ…

ドッジの指導について考える

ずいぶん前になりますが、TVでラグビーの指導を取り上げた番組をやっていました。 「スパルタVS自主性」 ラグビーでちょっと感動 - YouTube 結構、考えさせられる番組でした。 これを観ると、「自主性の指導が良い」ように思われるかもしれませんが、筑…

スポーツ・ドッジの知られざる歴史 その9

これまで、ドッジボールをスポーツにするための統一ルール作成に込めた想いを伝えてきました。 とにかく、スポーツ・ドッジは、「もっとスピーディーになるとか、ゲーム性が高まる」ということよりも、ルールに込められた思いを子供達に伝えたい、と森さんは…

Takamatsu Jr. Clubのホームページをリニューアルオープンしました。

高松ジュニアクラブのホームページをリニューアルオープンしました。 今後、活動の報告やスケジュールなどを掲載していきます。 当ブログ共々、よろしくお願いします。 新生 Takamatsu Jr. Club ~ドッジボールクラブ~ | 屋島で頑張っているJ.D.B.A…

スポーツ・ドッジの知られざる歴史 その8

スポーツ・ドッジでは、外野の選手が手のひらにボールを当ててコート外に出た場合、「ワンタッチ」ルールということで、支配権はそのままで、ワンタッチした外野の選手のボールで再開されます。 最初、ドッジの試合を見たときは、少し違和感を感じました。 「…

スポーツ・ドッジの知られざる歴史 その7

スポーツ・ドッジでまず目につくのが外野の形です。 「コの字型コート」というそうです。 で、この形になったのにも意味があるようなんです。 それは、戦術のバリエーションを狭めないことと、投げるのが不得手だとしても、頑張って5mは投げる努力をするこ…

スポーツ・ドッジの知られざる歴史 その6

スポーツ・ドッジでは、外野同士・内野同士のパスは禁止されています。これは、「Wパスファール」といいます。 このルールが決まった経緯は、森 浩美さんの著「FEEL THINK ACTION 12」に詳しく書いています。 このルールに込められた思いは、要するに、「誰…

Yahoo!検索からのアクセス

アクセス解析を行っていると、日に日にYahoo!検索からのアクセスが増えています。 検索キーワードは、ドッジボールの歴史に関するキーワードです。 素朴にドッジボールがいつはじまったのか、どのように普及してきたのか、を知りたいという方がおいでるのだ…

スポーツ・ドッジの知られざる歴史 その5

スポーツ・ドッジは、12人以下のチーム編成でゲームを行います。 なぜ、12人なのかというと、「こればかりは適当」と森さんは書いています。 野球の9人やサッカーの11人とは違う、偶数が良い、ということらしいです。 ものすごい反発や議論があったようです…

スポーツ・ドッジの知られざる歴史 その4

さて、いよいよドッジボールの統一ルールが出来上がるまでをご紹介します。 森 浩美さんは、ルールを考えるにあたり、「ルールは我慢の集約」であり、「最低限、これくらいは我慢しよう」という風に考えたそうです。 なるほど!と思いました。皆が我慢のポイ…

アクセス数が100を越えました!

なんと、3日間でアクセス数が100を越えました! もっとアクセスが伸びて、ドッジボールの愛好者が増えると嬉しいのですが・・・。 (超微力ですが、少しでも貢献したいと考えております) そのうえで、当クラブの部員が少しでも増えれば最高です。 もっ…